
目次
歯科衛生士って知ってる??
歯科衛生士の役割
歯科衛生士は、お口の中の健康を守る仕事です。
- 歯科予防処置・・・虫歯や歯周病を予防することが1番の使命。そのために、予防処置として、直接、お口の中でスケーリング(歯石除去)、PMTC(機械的歯面清掃)、フッ素塗布などの処置を行います。
- 歯科保健指導・・・ブラッシング指導、食生活や生活習慣のアドバイス、高齢者や障がい者、介護が必要な方への口腔ケア指導も行うため、技術だけではなくコミュニケーション能力も問われます。
- 歯科診療補助・・・歯科医師の治療を安全にスムーズに進めるために診療補助も大事なお仕事です。印象採得(歯の型取り)、仮蓋や仮歯を作ったりとなど幅広く知識や技術が求められます。さらに、治療の準備や片付け、器具の滅菌、在庫の管理。カルテ入力や受付業務もすることがあります。
一般歯科に勤めている私の仕事内容
- P検(歯周病検査)
- SC、SRP(歯石取り)
- TBI(歯磨き指導)
- PMTC(機械的歯面清掃)
- エアーフロー
- ホワイトニング(カウンセリングから施術、メンテナンス)
- 初診カウンセリング、補綴コンサル
- 診療補助としてガッツリめにサポート
- 治療の準備、滅菌、片付け、在庫管理
- カルテ記入、PC入力
- 訪問歯科でのケア
歯科衛生士になるためには??
歯科衛生士は、国家資格です。高校を卒業後、歯科衛生士を養成する文部科学省または厚生労働省指定の専門学校や大学へ進学します。3年制~4年制です。
座学では、歯科関係はもちろんですが、解剖学や病理学、薬理学、英語、法学や接遇マナーなどしっかりと学びます。実習もあります。
あとは、一番大変な臨床実習。歯科医院、病院、施設(高齢者、障がい者)、保育園実習があり、毎日のレポートや現場での人間関係で苦労することもあります。
学費は、大体250万円~400万円。毎年、2~3月にある国家試験を受けます。合格率は90%前後なので、きちんと勉強すれば合格します。勉強しないと受かりません。決して簡単ではないです。
歯科衛生士の現状
求人倍率は非常に高いので仕事に困ることはないです。予防医療・高齢化で訪問歯科のケアが重視され、歯科衛生士の役割は、より重要になっています。
しかし、日本には約32万人の資格保有者がいるのにもかかわらず、実際、働いているのは、その半分以下だそうです。歯科衛生士として働く人は、不足している状態です。
歯科衛生士の労働環境は改善傾向
求人は多いです。選ばなければ職には、困りません。全国どこでも働けます。ここ数年で勤務環境も改善されています。有給休暇がきちんと取得できる医院が増え、残業や長時間労働も見直されてきています。地域差はありますが、給料も増えてきてます。
約17年前の私の地域では、月給16万円~が多かったですが、今は月給26万円~をよく目にします。
ただ、求人票だけを信じないでほしい。面接できちんと確認した方が良いです。
実際、私は、院長と求人票を確認しながら面接したのに、実際に入社しスタッフに確認したら契約内容と違ったり、入社して1か月で契約内容を「間違えてました」と変更されたこともあります。
しっかり見て比較して確認して選ぶことが大切。可能なら院内見学をし、院内の雰囲気や業務内容を確認し、実際に働いているスタッフと会話ができたら理想的です。
離職率が高い
歯科衛生士の4人に3人以上が転職経験ありと高い割合。短期間で辞める、職場を変える傾向が見られます。
- 人間関係のストレス
- 給料や待遇
- 結婚、出産、育児、介護のライフイベント
- 業務内容
- 専門職復職が難しい
私も転職回数は多い方です。理由は、人間関係が多かったかもしれません。狭い女性の世界ですからね。今の職場は、歯科衛生士なって初めて人間関係が良いと思える職場です。だから一番長く勤めています。引っ越して長距離出勤ですが、辞めようとも思いません。
歯科衛生士の認知度は低い
歯科衛生士を知っている人は少ないと感じています。特に多い勘違いが歯科衛生士=歯科助手。簡単に説明すると歯科衛生士は国家資格で直接、患者の口腔内に触れることができます。歯科助手は患者の口腔内に触れることはできません。
次に多い勘違いは、歯科衛生士は、歯科で働く看護師だと思っていること。または、女性の歯科医師だと思っていること。特にショックだったのは、高等学校へ歯科検診に行った際、教員の方に「看護師さん」と呼ばれた時。生徒が歯科関係の進学先を選んだ時どう説明するのでしょう・・・。
歯科衛生士まだまだ頑張っていかないとですね。
17年目の歯科衛生士の私が思うこと
自分が学生の頃、大人はすごいと思っていた。
でも、大人はそんなにえらくない。国家資格者でも、院長でも上司でも先輩でもおかしい人はおかしい。
ずっと歯科業界で働いていてもできない人はできない。できる人は新卒でもすぐにできるようになる。
私が思う歯科衛生士に向いてる人
- コミュニケーションが好きな人
- 体力がある人
- 自分で考えて行動できる人
- 完璧を目指さない人(80%で自分を許せること)
- チームプレイができる人
- 効率よくきれいに早く仕事ができる人
そして私
現在は、一般歯科でパート勤務。超ハードなアポで、体力的にはツライ状況です。おまけに院長は、クセ強め(笑)ですが、スタッフは、皆、仲良しで楽しく仕事ができています。
私の体調の変化
若いころは、1日忙しく働いた後に遊びに行くことが楽しみでした。
それだけ、体力があったという事です。元々、風邪も滅多に引かない超元気な私だったけど30歳過ぎた頃から体調に変化が出てきました。
- 蕁麻疹が出だした
- 生理不順になり、多嚢胞性卵巣症候群になった
- 頭痛、首肩こり
- メニエールになった
- 寒暖差アレルギー
- コロナ感染
- 倦怠感、頭痛、ほてり、めまい、不眠など自律神経失調症
- 頭痛、後頭部の腫れ、首肩こり背中腕の痛みが強くなった
- 気管支炎
- 花粉症
- 腱鞘炎
自己管理ができていないと言われればそうですが、確実にストレスや疲労は、どんどんたまって体に現れています。特に、腱鞘炎は、歯科衛生士の職業病です。
私の首肩こりや頭痛の原因は、姿勢の悪さだと思います。
正しい姿勢を保つための筋肉って本当に大事ですね。診療中の正しいポジション、力加減、ミラーテクニックを身に着けることで、仕事の疲れ方が違うと思います。
あと診療に集中していると呼吸を忘れていることもあります(笑)
私の本音
歯科衛生士17年目、未だに、歯科衛生士の仕事は好きになれていません。逃げれるなら逃げたいが逃げたい場所も勇気もなく、ずっと人生迷子です。
でも、新卒の時に良い先生と先輩に出会い、良い指導を受け、勉強をさせてもらい、つらかったけど人生で一番がんばった時期を乗り越えました。
そして今、それなりに歯科衛生士できてます(笑)転職が多いですが、その分、どの分野も経験しています。
若い頃は、"完璧ではないといけない"「分かりません、できません」なんて言ってはいけない、と思っていました。
そうすると、どんどん自分を見失って苦しくなります。
歯科衛生士だけど自分らしくいて良いと気づいてからは、少し気持ちが楽になりました。
知識はすぐ調べる!!技術の失敗後は、どうしたらよかったを考え、次で実験!!
人の良い所は、すぐマネする!!
メンタル維持するため70%の気持ちでやる!!
院長、先輩、後輩に甘える!!そして褒める!!
実は、患者とのコミュニケーション大嫌い。だから、なるべく短く簡潔にすむ説明と会話研究!!
こんな感じで歯科衛生士してます。
得意な事、好きな事もなく本当に歯科衛生士は嫌だけど、私は、まだ歯科衛生士を続けていくと思います。